2010年06月18日

井上ひさしさん最後の長編小説「一週間」発売へ(読売新聞)

 今年4月に肺がんで亡くなった井上ひさしさんが、病床で出版の準備を進めていた最後の長編小説「一週間」が30日、新潮社から発売される。

 日本兵のシベリア抑留をテーマにした作品で、あとは原稿を手直しする「改稿」を残すだけだったが、芝居の台本作りや昨年末からの入院で手つかずのまま。しかし井上さんは、代表作「吉里吉里人」を超えるものに仕上げたいと意欲を持ち続けていた。

 「抗癌(がん)剤の副作用を口実にするのは卑怯(ひきょう)ですが、二回目はとくにひどかったです。それでついつい怠けてしまいました。けれどかならず、できるだけ早くに改稿を終(おわ)らせますので、なにとぞ、お助けください」

 2回目の抗がん剤治療を終え、自宅に戻った井上さんは今年初め、書籍化の担当編集者だった水藤(すいとう)節子さん(61)に、こんな手紙を送っていた。「一週間」は2000年から06年まで数度の中断を挟み「小説新潮」に連載された原稿用紙900枚超の大作。「『吉里吉里人』以降、それより優れた小説を書けていないとおっしゃっていた先生は、『一週間』に手を入れ、『吉里吉里人』を超えるものにしたいとお考えでした」

 だが、時間が取れなかった。妻のユリさん(57)は言う。「不況で(井上作品を上演する)こまつ座の経営が苦しくなり、お客さんを呼べる新作を書くために小説はやめてしまった」。それでも昨年10月に肺がんと分かると、「死ぬ前に片づけなければならないいくつかの仕事」の一つに「一週間」の改稿を挙げたという。

 井上さんは水藤さんへの手紙の最後に、こう記した。「『これからもよろしく』と簡単に書けなくなってしまったところが、心細いです。それでもあえて書きます、これからもよろしく御高導ください」

 「一週間」は、シベリアに抑留された日本兵向けにソ連が出す「日本新聞」の編集に携わる中年男性を主人公に、シベリア抑留はなぜ起きたのか、当時のソ連や日本軍とは何だったのかを問う。大きなテーマを掲げながら、笑いや冒険活劇風な展開を入れ、さらに、絶望の中にかすかに浮かぶ希望、過去を受け止め伝えることの大切さなどを訴える、井上作品の集大成だ。

 「ひさしさんらしさが詰まった、とても面白い作品」とユリさん。「最近のひさしさんは、劇作家としてばかり評価されていたけれど、小説家井上ひさしもいい。そう知ってもらえるとうれしいなあ」

 (村田雅幸)

<自民党>河野幹事長代理、執行部刷新求める(毎日新聞)
地域支援ベースにしたアウトリーチが重要―厚労省検討チーム(医療介護CBニュース)
菅首相の取材「1日1回」=官邸が内閣記者会に提案(時事通信)
はやぶさ 豪州で「最期見届ける」…ファン共感(毎日新聞)
<はやぶさ>豪州で「最期見届ける」…ファン共感(毎日新聞)
posted by セイケ タカシ at 12:57| Comment(30) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

口蹄疫特措法、4日施行(時事通信)

 農林水産省は3日、口蹄(こうてい)疫対策特別措置法を4日に公布し、即日施行すると発表した。宮崎県でのまん延を防ぐため、健康な家畜でも予防的に殺処分できる規定を盛り込んだほか、被害を受けた畜産農家への損失補てんなどを定めた。
 同法は、与野党合意に基づく議員立法として5月28日に成立。施行規則などの決定は、6月4日の閣議で行う予定だったが、鳩山内閣の総辞職が見込まれることから、3日に持ち回り閣議を開いた。 

【関連ニュース】
〔写真特集〕口蹄疫 宮崎牛に大きな被害
日本製の粉ミルク、販売中止=口蹄疫警戒で
口蹄疫被害、月当たり33億円=鹿児島県
政策推進、許されない空白=国内外の課題目白押し
家畜伝染病予防費は「改善」=農水・財務両省が仕分け

民主党新執行部、午後決定へ 政調会長に玄葉氏(産経新聞)
民主支持回復29%、辞任評価69%…読売世論調査(読売新聞)
三浦朱門さん車にはねられる=頭に軽傷、東京・上野(時事通信)
<3人死亡>心中か 車内で女性と男児 秋田・横手(毎日新聞)
イラ菅首相は「頭が切れすぎ」=鳩山氏(時事通信)
posted by セイケ タカシ at 01:58| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

個人情報記録のディスク紛失=相談者ら97人分入力―広島法務局(時事通信)

 広島法務局は26日、人権擁護部職員が部内で使っていたパソコンの外付けハードディスクが紛失したと発表した。相談者ら97人の個人情報が入っていたという。悪用されたとの報告はなく、同局は相談者らを直接訪問して謝罪し事情を説明したいとしている。
 同局によると、職員が18日に出勤した際、ハードディスクがなくなっているのに気付き、自分で捜したが、見つからないため翌19日に上司に報告した。同部が事務所内を調べたり、職員らから事情を聴いたりしたが、発見できず、24日に県警広島中央署に遺失物届を出した。 

【関連ニュース】
日弁連に人権救済申し立て=長官銃撃の警視庁発表で
児童虐待、過去最多の725件=09年の人権侵犯

郵便不正 弁護側「異例の判断」 検察側は敗北感にじませ(毎日新聞)
<掘り出しニュース>キックのアマ日本王者山田さん、プロデビューへ 「目標は世界戦」(毎日新聞)
音と時間が奏でる現象のサウンドスケープ、八木良太展(Business Media 誠)
御殿場女性遺体遺棄、前夫を殺人容疑で再逮捕(読売新聞)
<パロマ工業中毒死>元社長ら有罪確定 被害者母「悔しい」(毎日新聞)
posted by セイケ タカシ at 03:13| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。